キタ、キタ、キタ、キタ、キマシタヨ

山中史郎さま

ご無沙汰しています。

春からパン工房を開いてイベント出店などしています。その縁で、この夏いろんな出会いがありまして、それが広がっています。

まず、猟師の免許をとったばかりの友人が「市内のぶどう農家で日本酒の酒蔵で杜氏をされていた方がいる」というので紹介してもらい、会ってきました。いきなり「ワインの醸造家になって一緒にワイン作って欲しい」とお願いしてみたら「いいですよ」と。これは大きな一歩。

それと、昨年から青野地区のぶどう畑を借りて、自然栽培(無農薬、無肥料)でベリーAを作っている「ひだまりジョジョ農園」さん(女性2人)と友だちになりました。自然派ワインを作りたいそうで、知恵を出し合おうということになりました。特に彼女たちによって、我らが青野ワイナリープロジェクトは一気に加速し始めたように感じます。ありがたいことです。

彼女たちが、師事している道法正徳氏を講師に、井原で全3回の自然栽培講習会を開いてくれています。講師の道法さんはもともと広島のJAで指導をされていたそうですが、いいものができないので今はJAをやめて自らの道を進んでおられます。解説される「自然栽培」という栽培方法もなかなか興味深いものです。異端です。従来の果樹栽培を根底からひっくり返して、相対化しています。無農薬、無肥料。無肥料というと語弊があるかな。水でいいと。水が肥料だと。あとは植物自身のホルモン作用をよく理解すればよいのだと。ほんまかいなと思いますが、実践して自分の目で確かめる価値はありそうです。講習会にはいろんな方が参加されていて、最後には懇親会があるそうなので楽しみです。

その講習会に参加しているおじいさんにも、ワイナリー構想を褒めてもらいました。実はその方、長年農林水産省にお勤めだった方で、今は井原市内で農業をしているそうです。井原市のワイン特区化もいいけれど、できることから始めなさい、とエールを頂きました。

そして、とあるカフェのマスターも紹介してもらいました。その方から、井原市内に果実酒酒造免許を持っている日本酒の酒蔵があるが、最近はワインを作ってないので、その事業再生とナゴミカルがうまくからめば面白くなるのでは?と提案してもらいました。今度、井原市内で地域おこしをしている会社の方とも合わせてもらって、一緒に作戦を練ることになりそうです。史郎くん、ぼちぼち出番じゃないのかな?

地域がぼくらの目指す方向にじわじわと「発酵」し始めたのかもしれません。
まだまだ先は長いと思いますが、ちょっと忙しくなりそうですよ。

ぶどう畑の状況はまたの機会に。

ビニール張りました@八二五ぶどう畑

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ビニールを張って雨を防がないと、ぶどうの葉っぱはカビて早く枯れ落ちてしまい、ぶどうの実は皮を残して中身がとろけて空っぽになる。

ナゴミカルはそれを知ったけれど、ビニール以外にこれを防ぐ方法はまだ知らないので、しょうがない、ビニールを張るしかない。

ということで、ひとまず新しくぶどうの苗を植え付けたところだけに、ビニールを張ってきました。

新芽も大きくなってます。そろそろ元気のいいやつを一本残す、ってのをやるころかな?でも毛虫にかじられてたりして、それ食われたらどうすんの、と心配でまだやってません。

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